2009年9月24日木曜日

多摩川の梨『稲城』

多摩川の梨:稲城今年も、地元の梨に挑戦です。なかなか、購入の動機づけが難しく、車で走っていると「梨、売ってんなぁ。」といいながら通り過ごしてしまいます。そうこうしているうちに季節が終わりますので1年に一度は必ず地元の梨を食べることを意識しておきましょう。

と、いうことで、今年は、『稲城』という品種を購入しました。約800gと大振りですが、瑞々しく甘みもしっかりしていました。この『稲城』という品種は、稲城市のホームページによると、「幻の梨」といわれているようです。

以下、稲城市のホームページから抜粋
8月下旬頃から登場する「稲城」は、特に人気のブランド品種。名前のとおり市内の農家で作り出された品種で、みずみずしく上品な甘さです。そしてびっくりするのはそのサイズ。大きいものになると、ソフトボールぐらいの大きさになります。また、生産量が少ないことから「幻の梨」と呼ばれています。

2009年9月23日水曜日

伊豆・修善寺・新井旅館 宿泊記

伊豆・修善寺の新井旅館修善寺温泉の新井旅館に宿泊した。たいそう歴史のあるお宿で、国の登録文化財に指定されている建物が15ヶもあるそうで、多くの文人墨客たちに愛された旅館だそうです。もちろん初めての宿泊で、インターネットで見つけました。。。。。
館内のガイドツアーがあるほどなのです。ガイドツアーでは、建物の歴史や文人たちとの親交の様子を教えてくれました。最近の出来事では、テレビ東京の何でも鑑定団の出張:修善寺美人お上大会が催されたのも、この新井旅館だったとのこと。新井旅館からは
『昭和5年、横山大観はイタリア・ローマでの日本美術展に大智勝観・速水御舟と共に招かれます。それを祝し、同年1月15日、新井旅館の大広間・甘泉において日本美術院同人による壮行会が催されています。』、このときに書いた寄せ書きの掛け軸を鑑定してもらい、約1000万円と評価されたそうで、今までは、普通に掛け軸としてお部屋に飾られていたのだそうですが、今は、特別に年に数回しかお目にかかれないそうです。
あらゐ日記では、「なんでも鑑定団」にて「史上最高の寄せ書き」と紹介されています。その他にも多くの書画があるそうです。一目で良さそうな物は、伊豆市に寄付して保存してもらっているそうです。年に一度、展示館が催されるそうです。
また、館内を潤す池の水は、川から引いてきているのですが、今では建築基準法が厳しくなり、絶対に無理な設計なのだそうです。昔はおおらかだったのか、今が厳しすぎるのか。。

さて今回は、
大正8年築/木造3階建の月の棟10号室に案内されました。

月の棟は、『玄関は宇治の平等院を模しており、月の棟は藤原時代の建築様式を思わせる造り。玄関周りの大石、ロビーの池は川端龍子が考案し、しばし逗留した芥川龍之介は大正14年に「温泉だより」を執筆しました。』との案内であります。

部屋に入ると、芥川龍之介が逗留した部屋です。との案内がありました。ラッキーです。
温泉だより。。。って聞いた事も、もちろん読んだ事ないなぁ。。。。と思って調べてみました。今は、青空文庫で公開されていました。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/121_15172.html

うーん。。。。。良くわからない物語であります。

クリックすると大きくなります。新井旅館お料理さて、建物は古くても掃除の行き届いている宿で、気持ちよく過ごせました。アルミサッシではなく木枠にガラスの窓で、開けるとガラガラと音がします。使っているガラスも、波々がある手作りのガラスです。中庭が見える風情のある部屋でした。
部屋で供されるお料理も美味しく頂きました。新井旅館さんのホームページに載っていた物と器まで全く一緒だったので、ホームページからお料理のコメント付でコピーさせてもらいました。
自慢のお風呂も何種類もあり、特に有名な天平風呂は大きく高さもあって、入ってもめがねが曇らないほど、空調が設計(自然の空調です)されています。日本建築の真髄ですね。

住所:静岡県伊豆市修善寺970 電話:0558-72-2007

こんな旅館で、インターネットで予約せずに、また、お帰りなさい。といわれてみたい。ものですな。。。。。

箱根_冨士屋ホテルのベーカリー PICOT

箱根・宮ノ下・冨士屋ホテルのベーカリーのクラシックカレーパン箱根・宮ノ下の冨士屋ホテルのベーカリーショップ『ピコット』は、宿泊しなくても利用できますので、箱根のお土産に、パンを買って帰ることがあります。

今回も立ち寄ると、クラシックカレーパン(¥300)なる新メニューが増えていました。カレーが有名な冨士屋ホテルですので、カレーパンもつくりました!。ってことかな??と思って、帰ってからホームページを覗いてみると、やっぱり、『カレーが自慢の富士屋ホテルだから、カレーパンにもこだわりたい。中身のカレーはダイニングルーム「ザ・フジヤ」で提供しているカレーに限りなく近づけました』とのことでした。カレーは昔ながらの少し甘みを感じる日本のカレーでした。重さは89gで、ごく標準です。

箱根・宮ノ下・冨士屋ホテルのベーカリーの食パン食パン3斤(¥900)もお土産にしました。
原材料は、小麦粉、牛乳、砂糖、ショートニング、イースト、食塩とのこと。

「ピコット」 国道店は、冨士屋ホテルの敷地内の国道138号線に面した場所にあります。

〒250-0404
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
営業時間 9:30~17:30

ピコット (パン / 宮ノ下、小涌谷、彫刻の森)

2009年9月22日火曜日

御殿場:二の岡フーヅのハム・ソーセージ

御殿場に寄ると必ず立ち寄るのが二の岡ハムです。メタボを気にする方は、近寄らないほうが良いですよ。

二の岡フーヅのホームページによると、
外国人宣教師より受け継がれてきた伝統の味をプラスし、季節によっても味付けを変えています。味付けは誰にも任せられません。常にお客様に喜ばれる製品作りに努力しています。
--- 店 主 ---
とのこと。戦前からの製法を受け継いでいる伝統の味ですね。

二の岡ハムの品揃えの中では、何といってもカントリーチップなのですが、足が早いので10月から4月の冬季限定メニューで、今は9月ですので購入するには後数週間待たなければなりません。カントリーチップは、ソーセージの中身を平らに伸ばして真空パックにしたようなもので、食べるときに焼きます。

今回は、ボロニアソーセージとプレスハムを購入しました。(写真)
ボロニアソーセージは、豚もも肉と肩肉を使ったソーセージで、そのままでもいただけますが、焼いて食べたかったので、厚め(7mm)に切って貰いました。ブロックで買っても楽しいですよ。
プレスハム
プレスハムは、豚のももだけを使ったハムで、日本人が一般的なハムと言って想像するハムがこれでしょう。もっともポピュラーなハムです。写真は、半分のブロックです。

店の外に、氷が用意されていますので、必要に応じて冷やしながら持ち帰ることができます。

(有)二の岡フーヅ
静岡県御殿場市東田中1729
Tel:0550-82-0127 Fax:0550-84-1323
営業時間・定休日  午前9:00~午後6:00 火曜定休
駐車場あります

二の岡ハム (豚料理 / 御殿場、南御殿場)

2009年9月21日月曜日

三島のうなぎ:桜家はどんぶりと重箱が選べます

三島のうなぎ_桜家のうなぎ丼【三島の鰻】
ざ・うなぎ横丁によると、
昔、うなぎを三嶋大明神の使者として崇めて、誰一人捕らえる者はなかったそうです。
徳川第二将軍秀忠も、元和5年(1619年)5月11日上洛の途中三島にて宿泊の折、御中門(おちゅうげん)の一人が神池のうなぎを捕って食べてしまった時に、磔の刑にしろと命じたそうです。

一説によると明治維新の時に薩摩、長州の兵隊達が言い伝えを知ずうなぎを捕まえて食べてしまったそうです。しかし、何の神罰も当たらず、それ以来人々は食べるようになったとも言われています。

さて、三島の鰻がうまいのは、仕入れてからしばらく富士山の伏流水で打たせることで、余分な臭みと脂が消えて鰻本来のおいしさが浮かび上がるということです。

詳しくは、ざ・うなぎ横丁のHPをご覧ください。薀蓄がいっぱい書いてあります。

【桜家】
桜家は、伊豆箱根鉄道 駿豆線駿豆線(すんずせん:三島-修善寺)の三島広小路駅近くにあります。駐車場は、近くの公共駐車場の シンコウパーキング、 広小路パーキング、 三島大社(大型バス可)、 うちだパーキング が使えます。今回は、シンコウパーキングを利用しました。会計時に駐車券を見せると、一時間のチケットををくれました。
10年くらい前に最初に訪れて以来、今回で3度目なのですが、だんだん有名店としての意識がたかまり、客捌きがうまくなっております。店の外で待たされますが店内がごった返すことなくゆっくりと落ちついて鰻が味わえます。と、言っても、重箱かどんぶりですので、30分もあれば女性の方も年配の方も30分もかからずに平らげてしまいます。今回は、11時に到着したので殆んど待たされることはありませんでしたが、外で待つ間に鰻の煙の香りと戦うのもまた一興でしょう。

さて今回は、うなぎ丼(御吸物付)3,360円(3枚)と2,620円(2枚)を注文しました。2枚で一尾分です。お吸い物は肝吸でで、御新香も付いています。写真は、3,360円のうなぎ丼です。鰻はふっくら、たれは辛目であまりたれがご飯にかかってはいません。ここの鰻はふっくらしていますが口の中で解けることはなくしっかりと鰻を味わえます。ご飯は固めてしっかりとしていて、鰻と一緒に口に入れやすく、ご飯だけでもおいしかったように感じました。前とちょっと変わったかな??

また、3年後ぐらいに行こうかな。

うなぎ丼 2,620円(2枚)、3,360円(3枚)
うなぎ重箱 2,620円(2枚)、3,360円(3枚)、4,200円(4枚)
丼棚二段入れ 4,510円

〒411-0856 静岡県三島市広小路13-2
で ん わ:055-975-4520
ファクス:055-976-5540
ホームページアドレス http://www.sakura-ya.net
営業時間 11:00~20:00(売り切れじまい)
定 休 日 毎週水曜日(祝祭日の場合は営業)

桜家 (うなぎ / 三島広小路、三島田町、三島)

2009年9月11日金曜日

銀座三河屋の煎酒(いりざけ)

銀座三河屋の煎酒.JPG銀座三河屋・・銀座に三河???んん??地名が二つ並んでいるぞ。
三河地方のアンテナショップと思いきや、お店のHPによると赤穂浪士の討ち入りがあった元禄時代(1688-1703年)に、『三河の国より徳川家康公に率いられ江戸の上がり汐留(現在の新橋駅近く)に酒商を営む。その後、油屋に商売がえ。江戸時代後期には、日本古来よりの手芸品や絽刺を徳川家や諸大名に納め御用商人として繁盛。
平成15年から、日本の伝統食の原点としての江戸食、ヘルシーなスローフードとしての江戸の食に注目しました。』
という、○○一筋という訳ではありませんが、暖簾を守っている老舗です。ちなみに、家康公は、元和2年4月17日(1616年5月22日)までしか生きていなかったのすが、数百年も前のことで文書で残るよう事柄でもないので、細かいところは抜きにしましょう。

さて、煎酒(いりざけ)、『日本酒に梅干しと花がつおをいれ、ことことと煮詰めた調味料です。かつお節の旨味、梅干しの酸味と塩けが生魚や野菜の味を引き立てることから、江戸時代の食卓では欠かせない調味料として広く使われていました。』との紹介どおり、冷奴やサラダなど何にでも合います。越南料理の生春巻きにも良く合います。東京のお土産にどうぞ。

300ml ¥630円
600ml ¥1,155円

2009年9月1日火曜日

武蔵村山かてうどん:満月

満月うどん(村山うどん)武蔵村山、この地域のうどんは、村山かてうどん と呼ばれていて、うどんやさんがいっぱいある地域です。村山うどんの会さんによると、地粉を使用して打った麺を茹でた後、氷水で締めた冷たい麺を暖かい醤油ベースのだし汁につけ、かて(地野菜を茹でた添え物)と一緒に食べます。別名「村山かてうどん」とも呼びます。
とのことです。
今回、青梅街道から一本入った住宅地にある満月うどんでお昼をいただきました。ここは、うどん玉での販売もやっている、いわば製麺所タイプのうどんやさん。。。。ちょっと違うかな?うどんやさんがメインで、うどん玉も対面販売のみで卸はやっていないと思われます。

さて、村山うどんは、肉汁うどんが有名で、この店でも肉汁うどんをいただきました。注文してから、茹でるので待ちます。満月うどんさんは調理場がちらりちらりと見えるので、ライブ感があります。

待つこと数分、登場しました、なんとも硬いうどんです。讃岐よりも硬く、多少グルテンがでている様です。特徴はなんといっても、麵が不揃いなのです。これが、もともと硬い麵なのでなんとも良いアクセントになるのです。写真には、幅広のパスタが見えますが、これは、すべてのお客さんについていました。

うまい。若い店主のとっても真面目なお仕事で、雰囲気もよく、言うことなしです。あごが疲れますよ。

TEL:042-560-3559
住所:東京都武蔵村山市三ツ木1-12-10
営業時間:11:00~15:00
     金曜日と土曜日は、11:00~15:00、18:00~21:00
定休日:月曜日、第3火曜日