2007年12月3日月曜日

金刀比羅宮と資生堂パーラー

金刀比羅宮書院の美 を見るために香川へと行きました(12月01日です)。企画そのものは以前、東京藝大で行われていた流れを汲むもの。やっぱり元々あった場所で見たいよね。っと、行ってみる事にしました。金刀比羅宮は、香川県琴平町にあり、高松空港(さぬき国際空港)から車で30分ぐらいの場所。駐車場から名物の階段を上ることになります。
展示は、円山応挙・伊藤若冲・岸岱の襖絵や障壁画を実際にその部屋に入って観ることができ、感動モノです。期限ぎりぎりの土曜日にもかかわらず混雑していませんでした。途中、部屋の中で立ったり座ったりと目線の高さを変えることも容易にできるぐらいでした。やっぱり、ゆったり観れる展示法が一番良いですね。12月16日には、NHKの新日曜美術館で放送されるそうで、ちょうど訪れた日が撮影期間中にあたり、造詣の深いスタッフさんの達筆?な張り紙がセロテープで掲げてありました。


田窪さんの陶板が飾られている喫茶「神椿」にもいってみました。ここは資生堂パーラーがやっている喫茶で、田窪さんの椿の絵と資生堂さんの椿柄がマッチしたのでしょうか。さんざん、歩いた後なのでこういうものがあるとよいですね。写真は神椿パフェです。四国新聞さんによると「資生堂の歴代社長と、フランスの礼拝堂再生事業などを通じて親交のあった同宮文化顧問の田窪恭治さんが、協力を打診したのがきっかけ。神椿のモチーフが境内に群生するヤブツバキだったことから、花椿を社章とする同社との“コラボレーション”が実現した。」とのことです。やっぱり。
金刀比羅宮書院の美は、2007年10月1日~12月2日 と 12月29日~1月31が会期で、前期と後期の間は奥書院が公開されていません。金毘羅さんかと思っていたら、金刀比羅宮が正式名称なのですね。

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